精神障害者の地域との共生テーマ舞台 和歌山で上演

2012年10月03日 16時19分 ニュース, 社会, 経済

精神障害者の、地域との共生をテーマに描かれた演劇が、ことし(2012年)12月、和歌山県内3ヵ所で上演されます。

これは、和歌山市岩橋の社会福祉法人「麦の郷」をモデルに、2007年に全編和歌山ロケで製作された映画「ふるさとをください」が舞台演劇に生まれ変わったものです。物語は、和歌山県のある町に、障害のある人の共同作業所ができたことから動き出します。障害者への偏見から立ち退きを求める運動を起こす地元住民のリーダーをつとめる父親と、作業所の存在に共感し、支えようとする娘の対立を軸に、「知らない」ことから生まれる偏見をぬぐいきれない住民の葛藤を描きます。脚本と演出は映画と同じく、脚本家のジェームス三木さんが担当し、全国で公演活動を展開する「シアター青芸(せいげい)」が演じます。

舞台「ふるさとをください」は、12月1日に紀の川市の粉河ふるさとホール、8日には田辺市の紀南文化会館でそれぞれ午後1時半から、そして9日は和歌山市民会館大ホールで、午後3時から上演されます。演劇「ふるさとをください」公演実行委員会は、「演劇を通して、他人まかせにせず、支えあい、お互い理解しあうことの大切さを感じて欲しい」と多くの観覧を呼びかけています。