「第2回宮子姫顕彰祭」・28日開催

2012年10月12日 17時31分 ニュース, 社会, 経済

御坊(ごぼう)市で生まれたと伝えられ「髪長姫(かみながひめ)伝説」のモデルになった奈良時代のファーストレディ・宮子姫(みやこひめ)の行列が練り歩く「宮子姫顕彰祭(けんしょうさい)」が、今月(10月)28日、御坊市と日高川町(ひだかがわちょう)で行われます。

これは、和歌山県や御坊市のほか、地元の観光協会、それに道成寺(どうじょうじ)などで去年(2011年)結成された「宮子姫顕彰会」の主催で開かれるもので、今回が2回目です。

宮子姫は「九海士の里(くあまのさと)」いまの御坊市藤田町(ふじたちょう)で、海士(あま)の娘として生まれたとされます。

生まれつき髪の毛が一本も無かった宮子姫ですが、ある日、御坊の海底から宮子姫の母親が金色(こんじき)に光る観音像を拾い上げ願を掛けたところ、長く美しい黒髪が生えそろいました。

これが奈良の都で噂となり、藤原不比等(ふじわらの・ふひと)に召し上げられた宮子姫は、時の文武(もんむ)天皇の后(きさき)にまで上り詰めます。

のちの聖武(しょうむ)天皇となる皇子(みこ)を生んだ宮子姫は、自分に黒髪を生やしてくれた観音像をまつるため、夫の文武天皇にの道成寺の建立を頼んだとされます。

当日は、この宮子姫伝説に沿って、宮子姫の時代行列が再現されます。

午後2時前、日高川町の道成寺を出発し、途中「吉田祭(よしだまつり)」の子ども神輿と合流して、午後2時20分ごろ、ふるさと御坊市の吉田八幡神社まで練り歩きます。

また行列に先立って道成寺本堂では、午後0時半から、地元出身の歌手・にしゆきさんが宮子姫の歌を歌うコンサートが行われるほか、午後1時15分からは小野俊成(おの・しゅんじょう)住職による法要も営まれる予定です。