県立図書館で濱口梧陵の蔵書展 来月18日まで(写真付き)

2012年10月16日 13時36分 ニュース, 社会, 経済, 防災

1854年の安政南海地震の際、現在の広川町で、稲の束に火をつけ、高台にある避難場所の目印にすることで、多くの人の命を救った偉人・濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)が集めた書籍などの展示が、和歌山市の県立図書館で、きょう(16日)から始まりました。

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濱口梧陵が集めていた書籍(和歌山県立図書館)

これは、去年(2011年)から、11月5日が「津波防災の日」と定められたことに関連して、防災への意識を高めようと開かれたものです。展示コーナーには、梧陵自身が集めた書籍や、大地震や津波などの防災関係の資料など144冊が展示されています。

後に、初代県議会議長をつとめた濱口梧陵は、1820年に、広村(現在の広川町)で生まれ、1854年の安政南海地震の際は、稲の束に火をつけ、高台の避難場所を示す目印にし、逃げ遅れた多くの村人の命を救いました。また、地震発生後は、村を津波から守るため、防波堤を作り、傷ついた村人を支えました。梧陵の働きは、作家・小泉八雲に取り上げられ、小学校の国語の教科書でも「稲むらの火」として後世に伝えられています。

濱口梧陵の蔵書展は、和歌山市西高松の県立図書館で、来月(11月)18日まで開かれています。問い合わせは、県立図書館 電話 073・436・9500です。