障害者に安心して熊野古道を歩いてもらう催し

2012年10月16日 17時37分 ニュース, 社会, 経済, 防災

障害のある人たちに安心して世界遺産・熊野古道を歩く観光をしてもらう催しが、今月(10月)30日と31日の2日間、白浜町(しらはまちょう)や田辺市本宮町(たなべし・ほんぐうちょう)で開かれます。

これは、和歌山県観光振興課と障害福祉課、それに県・身体障害者連盟が、障害のある人が安心して観光が出来る熊野古道の発信を目的に今回初めて企画しました。

県内や他府県から付き添いを含めて、事前に募集したおよそ200人が参加する予定です。

初日の30日は、白浜町のコガノイベイホテルで「熊野古道フォーラム」が開かれます。

フォーラムでは、観光カリスマで熊野本宮語り部の会の坂本勲生(さかもと・いさお)会長や、国際熊野学会の山本殖生(やまもと・しげお)事務局長が、熊野古道の史跡や言い伝えのほか「熊野曼荼羅(くまのまんだら)」の絵解きなどを行います。

また「熊野亭雲助(ゆやてい・くもすけ)」の名前で特技の落語を披露している、新宮市経済観光部の鈴木俊朗(すずき・としろう)部長が、故・五代桂文枝(かつら・ぶんし)さんの創作落語「熊野詣(くまのもうで)」を披露する予定です。

2日目の31日は、午前中、バスで世界遺産・熊野本宮大社を参拝するのに続き、2つのコースにわかれ熊野古道・中辺路(なかへち)を散策します。

ひとつは、発心門(ほっしんもん)王子から水呑(みずのみ)王子にかけての舗装路、もうひとつは水呑王子から伏拝(ふしおがみ)の式水茶屋(しきすいぢゃや)付近までの未舗装路で、いずれもおよそ1キロの道のりを30分程度で散策します。

途中、バスの車内や古道で語り部の案内があります。

主催者は「熊野古道の歴史を学びながら、お互いの交流を深めて欲しい」と話しています。