東京「大規模災害と高速道路を考えるシンポ」(写真付き)

2012年10月23日 17時03分 ニュース, 交通, 政治, 社会

和歌山県と三重県などでつくる「近畿自動車道紀勢線・建設促進協議会」が、きょう(23日)東京都千代田区のJA共済会館で「大規模災害と高速道路を考えるシンポジウム」を開催しました。

 

あいさつする仁坂知事(10月23日・東京JA共済会館にて)

東日本大震災や紀伊半島大水害を受け、避難や救援活動に幹線道路の重要性が指摘されていますが、南海トラフを震源とする地震などの大規模災害に備えて、未整備の箇所がある近畿自動車道紀勢線を、一刻も早く全線開通させようと開いたものです。

シンポジウムには政府関係者を含めおよそ250人が参加し、まず、主催者を代表して建設促進協議会会長で和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事があいさつし「去年(2011年)の大水害で救援隊を派遣するための助けの道、命の道が必要なことがわかりました」などと開催の狙いなどを述べました。

続いて関西大学社会安全研究センター長の河田恵昭(かわた・よしあき)教授が「地域の絆を高速道路が強める―レジリエント社会を目指して」と題して基調講演しました。

さらに、これを受けて東京大学大学院の家田仁(いえだ・ひとし)教授や、宣伝会議取締役編集長の田中里沙(りさ)さん、三重県の鈴木英敬(えいけい)知事、そして仁坂知事の4人をパネリストにシンポジウムが行われ、ミッシングリングと呼ばれる未整備区間を早急に解消するため、国などに働きかけることが必要だと強調しました。

このあと、仁坂知事と鈴木知事らは国土交通省の羽田雄一郎(はた・ゆういちろう)大臣を訪ね、近畿自動車道紀勢線の早期全面開通などを求める要請書を手渡しました。