下地防災担当相「防災特区早期策定を」(写真付き)

2012年11月09日 19時41分 ニュース, 政治, 社会, 防災

下地幹郎(しもじ・みきお)防災担当大臣が、きょう(9日)午後、和歌山県の中紀・紀南地方を視察し、避難が困難な地域を「防災特区」と定めて、高台移転や用地転換などを速やかに行えるよう対策を行う考えを示しました。

 視察後記者会見する下地大臣(11月9日・和歌山県庁にて)

下地大臣は、きょう(9日)午後、南紀白浜空港からすさみ町と広川町(ひろがわちょう)を訪れ、それぞれの町長や住民から意見や要望を聞いたあと、夕方、和歌山県庁の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を訪問しました。

仁坂知事や、すさみ・広川の両町長らは、津波の避難困難地域にあたる中紀・紀南の沿岸部に対して、津波からの避難が難しい高齢者などが多い現状などを訴えたうえで、国に高台移転などの積極的な支援を求めたほか、高速道路の未開通区間の早期開通なども要望しました。

下地大臣は和歌山県庁で記者会見し「すさみ町の危険な地域などを『防災特区』に指定して、高台移転や用地転換、避難困難地域のかさ上げなどの支援を行えるよう、国交省と早いうちに協議したい」と述べました。

また、県内の高速道路網の未開通区間、ミッシングリンクについて下地大臣は「ミッシングリンクの解消が和歌山県の防災・減災の最大の政策だと感じた」と述べました。

その上で「来年度予算には間に合わないが、平成26年度予算の概算要求で防災の概念を色濃く反映させたいと考えている。スピード感を持って、国が具体策を示すべきだ。」と述べました。