県南部で大雨、避難勧告やJR運転見合わせも

2012年11月11日 20時33分 ニュース, 交通, 防災

きょう(11日)夕方から夜にかけ、新宮市で時間雨量50ミリを超す非常に激しい雨が降り、那智勝浦町内では一部地域に避難勧告が出されるなど、県南部で雷を伴った大雨となっています。

和歌山地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧が今夜、四国の南海上から紀伊半島南部方面に進み、暖かく湿った空気が流れ込んで、和歌山県地方では南部を中心に大気の状態が非常に不安定になり、新宮市や那智勝浦町、古座川町などで局地的に非常に激しい雨が降っています。
気象台では、午後5時40分、県南部に大雨洪水警報を発表するとともに、午後7時前に、那智勝浦町と古座川町には土砂災害警戒情報を発表して厳重な警戒を呼びかけ、また、去年9月の紀伊半島豪雨で被害を受けた那智勝浦町では、市野々(いちのの)、井関(いせき)・八反田(はったんだ)、川関(かわせき)の4地区、744世帯1559人に避難勧告を出しました。
アメダスの観測によりますと、新宮市で午後6時15分までの1時間に51・5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、午後5時台や6時台に、古座川町で40・5ミリ、那智勝浦町で33ミリの時間雨量を観測しました。また、きょう午前6時の降り始めから今夜8時までの総雨量は、新宮市で137ミリ、古座川町で129ミリ、那智勝浦町で115ミリなどと県南部で100ミリを超えました。
この大雨で太田川(おおたがわ)の水位が上昇、那智勝浦町の南大居(みなみおおい)観測所で午後8時10分に特別警戒水位に達し、県水防本部は、はん濫警戒情報を出しました。
この大雨で、午後6時前に那智勝浦町の紀伊勝浦駅(きいかつうらえき)と串本町の紀伊田原駅(きいたはらえき)の雨量計が規制値を超えたため、JR西日本では、紀勢線の紀伊田原・新宮間で運転を見合わせています。