豪雨被災の県内6河川で砂利採取再開へ

2012年11月28日 15時27分 ニュース, 政治, 社会, 防災

去年(2011年)の紀伊半島豪雨で河川にたい積した土砂の撤去方法を検討している和歌山県は、まとまった量の砂利が採取できると見込まれる、有田川(ありだがわ)や日高川(ひだかがわ)、熊野川(くまのがわ)など県内6つの河川について、1986年(昭和61年)の規制以来、砂利の一般採取を許可する方針を明らかにしました。県では来月(12月)中に県民や関係者から意見を聴取し、来年度(2013年度)に申請書の受付けを開始する見通しです。

再開の対象となるのは、紀伊半島豪雨で大量の土砂がたい積した有田川、日高川、富田川(とんだがわ)、日置川(ひきがわ)、古座川(こざがわ)、それに熊野川の6つの河川です。

県・河川課によりますと、採取可能な土砂の量は、6つの河川であわせておよそ730万立方メートルで、内訳は有田川と日高川でおよそ80万立方メートル、富田川でおよそ150万立方メートル、日置川でおよそ70万立方メートル、古座川でおよそ30万立方メートル、熊野川でおよそ320万立方メートルと見込んでいます。

砂利の採取は、いずれも水面から50センチ以上で、堤防から一定の距離を置いた地点にたい積したものとなっています。

県では来月(12月)中にパブリックコメントを行って、県民や関係者らから広く意見を聴取したのち、来年度(2013年度)、希望者からの申請書類を受け付ける方針です。

県・河川課では「5年間程度の期限付きで運用をはじめ、河川管理で必要な見直しを図っていく」と話しています。