1100人が大飯原発差し止め求め提訴

2012年11月30日 11時31分 ニュース, 社会, 防災

原子力発電所で事故が起きれば、取り返しのつかない被害が生じるとして、和歌山など17の都府県の住民およそ1100人が、福井県にある関西電力・大飯原発の運転差し止めなどを求める裁判を、きのう(29日)、京都地裁に起こしました。

訴えで住民側は、東京電力・福島第1原発の事故のような、過酷な事故が起これば、大きな損害が発生することが明らかになったと指摘するとともに、大飯原発の近くには、断層があり、原子炉が地盤の隆起などで破壊されるおそれがあると訴えています。その上で、原発は、安全や平和に暮らす権利に重大な脅威を与えているとして、大飯原発の運転差し止めと損害賠償を、関西電力や国に求めています。

大飯原発では、3号機と4号機が、ことし(2012年)7月に再稼働していて、近畿の弁護士グループが、9月から裁判の原告を募集していました。大飯原発をめぐっては、福井県の住民なども運転差し止めを求める訴えを、きょう(30日)、福井地裁に起こす予定です。