田辺市「世界遺産熊野本宮館」が元日に再開

2012年12月27日 17時00分 ニュース, 政治, 社会, 経済, 防災

去年(2011年)9月の紀伊半島豪雨による熊野川(くまのがわ)の氾らんで浸水し休館となっていた、田辺市本宮町(たなべし・ほんぐうちょう)の交流施設「世界遺産熊野本宮館(くまのほんぐうかん)」が、元日の来年(2013年)1月1日に営業を再開することになりました。

世界遺産・熊野本宮大社の向かいにある熊野本宮館は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道(さんけいみち)」を広く発信する拠点として、2009年7月3日にオープンし、去年(2011年)7月には入館者数30万人を記録しました。

しかし、去年9月の台風12号による紀伊半島豪雨で熊野川が氾らんし、建物が最大でおよそ40センチ浮き上がって傾く甚大な被害を受け、営業休止に追い込まれていました。

その後、田辺市が建物をおよそ1・5メートルかさ上げする復旧工事を手がけ、このほど工事が完成し、およそ1年4か月ぶりとなる来年1月1日に営業を再開できることになりました。

再開にあたり、館内に併設されている和歌山県世界遺産センターでも、これまでの「熊野三山」「高野山」「参詣道」の3つを柱とする展示内容に加えて、高野熊野の民話や伝承などを紹介する「人とくらし」コーナーや、「川の参詣道」コーナーが新たに設けられるほか、来年3月には、世界遺産と和歌山県の魅力をマルチ映像で紹介するコーナーも加わる予定です。

世界遺産熊野本宮館は、元日の来月(1月)1日から営業を再開します。