和歌山県文化表彰・古都清乃さんら受賞(写真付き)

2013年01月09日 14時01分 ニュース, 社会

今年度(2012年度)の和歌山県文化表彰の受賞者が決まりました。文化賞には古座川町(こざがわちょう)出身の脳神経内科医・辻省次(つじ・しょうじ)さん61歳、文化功労賞には、「和歌山ブルース」をヒットさせた群馬県出身の歌手・古都清乃(こと・きよの)さん65歳ら2人、また文化奨励賞には、和歌山市出身のスペースアートクリエーター・池下章裕(いけした・あきひろ)さん55歳ら3人がそれぞれ選ばれました。今月(1月)15日、和歌山県庁で表彰式が行われます。

県文化表彰は、文化の向上や発展に功績のあった和歌山県出身やゆかりの人を表彰するもので、昭和39年度(1964年度)から始まり、今年度(2012年度)で49回目です。

今回は、文化賞1人、文化功労賞2人、文化奨励賞に3人がそれぞれ選ばれました。

 辻省次さん(和歌山県提供)

文化賞を受賞した脳神経内科医・辻省次さんは、東京大学医学部を卒業後、新潟大学医学部附属病院の神経内科助手や、アメリカ国立衛生研究所の客員研究員などを経て、現在は東京大学医学部附属病院のゲノム医学センター長を勤めています。

早くから神経難病の研究に取り組み、2010年度(平成22年度)からは文部科学省の「パーソナルゲノム情報に基づく脳疾患メカニズムの解明」に関する学術研究の代表を務めるなど脳神経化学の分野で広く評価され、おととし(2011年)には紫綬褒章も受章しています。

 古都清乃さん(和歌山県提供)

文化功労賞を受賞した歌手の古都清乃さんは、昭和40年(1965年)、作曲家・吉田正(よしだ・ただし)に入門し「初恋笠」で歌手デビューしました。昭和43年(1968年)和歌山を題材にした「和歌山ブルース」が昭和50年代に入って西日本を中心に有線放送などでヒットし、今でもご当地ソングの先駆けとして多くの人々に愛されています。和歌山放送でもパーソナリティを務めたこともあり、2008年(平成20年)には、和歌山市観光協会の観光発信人に就任しています。

このほか文化功労賞には、田辺(たなべ)市の郷土史研究家で南方熊楠(みなかた・くまぐす)顕彰館の前館長・中瀬喜陽(なかせ・ひさはる)さん79歳、文化奨励賞には、和歌山市出身のスペースアートクリエーター・池下章裕(いけした・あきひろ)さん55歳と、和歌山市出身の作曲家・北浦恒人(きたうら・つねと)さん53歳、和歌山市出身の日本画家・清水由朗(しみず・よしろう)さん51歳がそれぞれ選ばれました。

表彰式は、今月15日の午後2時から、県庁4階の正庁で行われ、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から受賞者に賞状やメダルなどが贈られます。