貴志川線の永続を願い「あと4回きっぷ」発売

2013年01月14日 17時42分 ニュース, 交通, 社会, 経済

「ねこの駅長たま」で全国に知られるわかやま電鉄貴志川線に、沿線住民があと4回多く乗って安定的な運営を目指そうというデザイン切符「あと4回きっぷ」が発売されています。

元日から発売された「あと4回きっぷ」は1つのシートに170円切符4枚がついています。シートは、たま駅長の写真3枚とニタマ駅長の写真1枚のついた「たま駅長」版と、大正15年に発行された山東軽便鉄道の路線案内がついた「昔の路線図」版の2種類あります。切符の有効期限は今年いっぱいで、和歌山駅9番ホーム窓口のほか伊太祈曽駅、貴志駅のたまカフェ、それにわかやま電鉄のネットショップでも販売されています。

わかやま電鉄貴志川線は、2006年に南海電鉄から引き継いで開業し、「たま駅長」や「いちご電車・たま電車」などユニークなアイデアが功を奏して、年間輸送人員が210万人台で推移しています。しかし3年後には和歌山市と紀の川市の運営支援が終了することから、収益力の向上と乗客数のアップが、今後の存続に向けての大きな課題です。このため沿線住民による「貴志川線の未来をつくる会」とともに年間250万人の利用を目指して沿線住民およそ7万人があと4回多く乗ろうと利用促進キャンペーンを展開しています。