あす(26日)インターシティミーティング「語り継ごう~紀州魂~」

2013年01月25日 16時53分 ニュース, 社会, 経済

和歌山市内の9つのロータリークラブはあす(26日)午後、インターシティミーティング「語り継ごう~紀州魂~」を和歌山市手平(てびら)の県民交流プラザ 和歌山ビッグ愛の1階大ホールでを開きます。


インターシティミーティングは、毎年1回開き、これまではロータリー会員のみの大会でしたが、今回のテーマが、1890年(明治23年)に和歌山県串本町沖で遭難したトルコの軍艦エルトゥールル号をきっかけにした日本とトルコの友好関係の話で、「無償で人を助ける紀州魂」を広く県民の方にも知ってもらおうと、初めて一般の方の参加も呼びかけています。

大会は、午後1時15分に開会、ホストクラブの和歌山城南ロータリークラブの中芝康順(なかしば・やすより)会長のあいさつなどの後、午後1時半から田嶋勝正(たしま・かつまさ)・串本町長が「日本・トルコ友好の礎(いしずえ)~先人の偉業を後世に伝えるために~」と題して約50分基調講演します。

「エルトゥールル号事件」は、1890年9月16日の夜、トルコの軍艦「エルトゥールル号」が、串本町樫野埼(かしのざき)沖で、台風による強風と高波により座礁して水没し、587人が亡くなりました。

その際、当時の大島村の住民が懸命の救助にあたり、69人の命が救われました。現在、串本町樫野崎灯台そばには慰霊碑とトルコ記念館が建っています。また、町と在日本トルコ大使館の共催による慰霊祭も5年ごとに行われており、こうした友好の歴史が1985年のイラン・イラク戦争の際、イランのテヘラン空港に取り残された216名もの日本人をトルコ航空機が救出するという出来事につながるなど、両国の絆を強くするきっかけとなりました。

およそ3年前から、映画化の構想も進められ、串本町の田嶋勝正(たしま・かつまさ)町長と大学の同級生で、「精霊流し(しょうろうながし)」などの手がけた田中光敏(たなか・みつとし)氏を監督に、今年秋にも日本とトルコの合作映画としてクランクインする予定です。

参加は無料です。ホストクラブの城南ロータリークラブの中芝会長は「多くの県民の皆さんに参加してもらい、和歌山の世界に誇れる美談を知ってほしい」と呼びかけています。