高野山で托鉢寒行

2013年01月26日 12時55分 ニュース, 社会, 経済

50年以上続く冬の風物詩「報恩托鉢寒行(ほうおんたくはつかんぎょう」が、きのう(25日)氷点下4度の寒さのもと高野山で行われ、僧侶らが浄財を求め、町内の家々をまわりました。

「報恩托鉢寒行」は、真言宗の宗祖・弘法大師の社会福祉の精神を受け継ぎ、それぞれの家の無病息災を願う行事です。きのう(26日)午前8時半、真っ白な雪が降り積もる総本山・金剛峯寺の前庭(ぜんてい)に、網代笠(あじろがさ)に黒の法衣(ほうえ)姿の僧侶らおよそ150人が集まり、読経(どきょう)とあいさつの後、町中へ入りました。

僧侶らは、それぞれの家の玄関先で、錫杖(しゃくじょう)を振りながら、般若心経を唱え、浄財を受け取ると頭を下げ、代わりにお守り札を手渡しました。およそ1300軒から集まった浄財およそ114万円は、老人介護や介護人養成、盲導犬の育成など福祉事業に使われます。