新年度政府予算案きまる

2013年01月30日 15時55分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 防災

2013年度の政府予算案がきのう(29日)の臨時閣議で決定しました。

このうち道路関係の予算では、未開通部分、いわゆる「ミッシングリンク」の解消には前年度並みの1598億円が確保されました。また、社会資本整備総合交付金についても、新たに設けられた防災・安全交付金を併せて前年度並みの1兆9594億円が確保されています。県は「南海トラフの巨大地震などに備えた道路整備が喫緊の課題である和歌山県にとって評価できる内容」としています。

しかし、有田(ありだ)・南紀田辺(なんきたなべ)間の4車線化や、すさみより南の事業化されていない区間については新規事業化が示されておらず、県は引き続き国に強く要望するとしています。

一方、災害防止対策関係では国全体で1160億円が確保され、紀伊半島豪雨で被災した那智川(なちがわ)流域の復旧費用なども含まれています。さらに、巨大地震や津波対策の支援に関しては、地方債として5523億円が確保され、県は、高台移転などの対策を進めることになります。

このほか、医師不足の病院を支援するための地域医療支援センターの国庫補助については、国全体で前の年度より2300億円多い9600億円が確保され、対象が20カ所から30カ所に拡充されます。また、地方交付税について県は「これまで国をはるかに上回る行財政改革への努力を適切に評価せず、一方的に地方公務員給与額を削減することは、デフレ不況の中で地域経済を一層疲弊させる」と批判しています。