ケアする人のケアセミナー 支え合う地域を作る一歩に(写真付き)

2013年02月16日 14時26分 ニュース, 社会, 経済

介護する側の負担の大きさが、虐待につながることを防ぐための「ケアする人のケアセミナー」が、きょう(16日)、和歌山市のプラザホープで開かれました。

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基調講演する社会福祉法人静岡いのちの電話理事長の中井弘和さん

セミナーは、奈良市を拠点に、障がい者の芸術活動の支援などに取り組む「財団法人たんぽぽの家」などが主催して、介護をする側の人が、負担を1人で背負うことを防ごうと、和歌山県で初めて開かれました。

セミナーには、福祉の現場で働く人や、家族の介護をしている20代から70代の300人が参加しました。セミナーでは、社会福祉法人静岡いのちの電話理事長の中井弘和(なかい・ひろかず)さんが、「関わりあいと生きる力」と題して基調講演し、家庭での介護について「生活そのものの中で介護をしなければならず、戻れる場所がなくなってしまう」と難しさを指摘し、「家族だけでは介護が必要な人を支えられない。地域社会でお互いに支え合えるシステムをどう育てていくかを考えたい」と述べました。

続いて、「ケアする人が元気になる環境作り」など4つのテーマで、分科会が開かれ、参加者はお互いに、状況や介護に関する悩みを紹介するなどしていました。