有田市・111億円あまりの新年度予算案

2013年02月27日 17時05分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済, 防災

一般会計で総額111億円あまりとなる有田(ありだ)市の新年度(2013年度)予算案が、きょう(27日)発表されました。

一般会計の当初予算はおよそ111億4100万円で、前の年度と比べて率にして4・1%、およそ4億4100万円の増額となっています。消防本部の新庁舎建設や、JR箕島(みのしま)駅のバリアフリー化のほか、子どもの教育の充実などに重点を置いた積極型予算となっています。

歳入は、法人市民税や固定資産税の減少など厳しい状況となっていますが、国の地方交付税や県の補助金のほか、消防新庁舎建設のための基金や、財政調整基金の取り崩しなどで対応しています。

主な事業は、市役所のとなりに建設中の消防本部新庁舎建設に5億4千万円あまり、県の補助事業で津波ハザードマップの作成に500万円を計上しています。

教育関連では、いじめや不登校対策の新規事業として、市内11校の全ての小・中学校の児童や生徒に学校生活の満足感や意欲などを把握するために心理テストを導入する事業に220万円、小・中学校の児童会や生徒会の生徒たちに向け、地元ゆかりの様々な分野で活躍する著名人の講話や合宿などを行うことで未来のリーダー育成に活かす「地域とつながる有田っ子プロジェクト」に60万円、姉妹都市提携を結んでいるアメリカ・ゼレノ市など英語圏に中学生10人程度を語学研修させる事業に300万円などを計上しています。

また、箕島駅のバリアフリー化工事の補助に8300万円あまり、市内の公民館で親子におもちゃづくりや地元のわらべ唄などを教える「子育てサポーター育成事業」に121万円、このほか、新入採用職員を対象にした自衛隊和歌山駐屯地への体験入隊研修や、これまで行ってきた、有田みかんなどの特産品ブランド力向上事業の強化なども盛り込まれています。

望月良男(もちづき・よしお)市長は「防災・減災はもちろん、次世代の子どもたちのために未来への投資を行う」と話しています。

有田市の新年度予算案は、来月(3月)5日に開会する定例市議会に提案されます。