新宮市・154億円あまりの新年度予算案

2013年03月01日 15時22分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済, 防災

一般会計で総額154億円あまりとなる、新宮(しんぐう)市の新年度(2013年度)予算案が発表されました。一般会計の当初予算はおよそ154億5500万円で、前の年度と比べて率にして0・8%、金額でおよそ1億2700万円の増額となっています。

歳入は、固定資産税の減少分をたばこ税の増加分で補い、ほぼ今年度(2012年度)並みになっているほか、減債基金と育英奨学基金の取り崩しや、市債の発行などで補っています。

主な事業は、防災対策では、広角(ひろつの)防災緑地の整備に7160万円、第1王子橋(おうじばし)などの補強工事に4060万円、津波ハザードマップや避難誘導看板の設置などに793万円、熊野川町(くまのがわちょう)の3カ所での河川監視カメラの設置に741万円などを計上しています。

一方、おととし(2011年)の紀伊半島豪雨の災害復旧事業は進捗率(しんちょくりつ)が今年度末で90%となり、残る10%を、3カ年計画の最終となる新年度で、およそ6億8千万円を計上して完了させます。

その中には、熊野川町の避難所の高台移転や、温泉交流施設「熊野川温泉さつき」の復旧、木ノ川(きのかわ)地区の農地の復旧などが含まれています。

また、小学校3校での太陽光発電装置の整備のほか、弁当や日用品の配送サービスを行う小売店を「買い物お助け協力店」として広報する事業、城南(じょうなん)中学校での学校給食の実施、第2回天空(てんくう)ハーフマラソン大会開催などもあります。

田岡実千年(たおか・みちとし)市長は「災害に強いまちづくりを進め、将来の新宮の振興策に果敢に挑む」と述べています。

新宮市の新年度予算案は、今月(3月)5日に開会する3月定例市議会に提案されます。