熊野古道・大辺路を特定景観形成地域に指定

2013年03月04日 15時02分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済, 防災

和歌山県は、世界遺産・熊野古道「大辺路(おおへち)」のうち、白浜町(しらはまちょう)とすさみ町の一部の区域を「特定景観形成地域」に指定し、景観保全に努めることとなりました。

これは、5年前(2008年)4月に和歌山県景観条例が施行されたあと、翌2009年1月に「和歌山県景観計画」が施行され、これまでに、世界遺産登録された熊野古道・中辺路(なかへち)や、高野山・町石道(ちょういしみち)の周辺を特定景観形成地域に指定し、それぞれ景観保全が行われていますが、今回あらたに大辺路の一部も加わりました。

今回指定されるのは、白浜町の草堂寺(そうどうじ)から、富田坂(とんだざか)、仏坂(ほとけざか)を経て、すさみ町の長井坂(ながいざか)にかけての大辺路とその周辺の地域です。

これらの景観が損なわれないように、建設や土木工事、埋め立て行為などを行う際は、県に届け出が必要になるなど、制限が設けられます。

届け出は、極力保全が求められる「バッファゾーン」と、世界遺産を結ぶ「歩行者動線沿道」それに「その他の地域」と3つの区域ごとに、それぞれ基準が異なります。

県・都市政策課では「きめ細かな届け出制度により、地域の特性を活かしたより良い景観形成を図りたい」と話しています。

これらの基準は、来月(4月)1日以降に着工する工事から適用されます。

県では、ホームページで特定景観地域に関する詳しい情報を掲載しています。