牛馬童子像修復へ

2013年03月25日 16時14分 ニュース, 社会, 経済

田辺市教委はきょう(25日)、世界遺産・熊野古道の参詣道沿いにあり、シンボルとして親しまれている石像「牛馬童子像」について、折れた頭部と胴体を接着剤で接合する修復をあさって(27日)にも行うと発表しました。今年2月に頭部が折れているのが見つかり、県教委や市教委は原因について「浸透した水分が凍結して膨張し、自然破談した可能性が高い」としています。

石像は高さおよそ60センチ。平安中期に熊野古道を訪れた花山法皇が牛と馬に乗る姿を再現しており、江戸時代の作とされています。2008年6月に何者かに切断され、この年の10月に複数の頭部を取り付けていました。

田辺市教委文化振興課は「風化による劣化が著しいことから、新たに像を複数して置き換えることも検討する。文化庁と協議し、ここ数年で基本的な方向を見いだしたい」としています。