御坊市南塩屋の管理型産廃処分場に設置許可

2013年03月25日 16時37分 ニュース, 社会

和歌山県は、御坊(ごぼう)市南塩屋(みなみしおや)に管理型産業廃棄物処理施設の設置を申請していた大阪府内の業者に対して、きょう(25日)付けで設置許可を出しました。和歌山県内ではこれまで、紀の川市内に3カ所安定型処理施設が稼動していますが、容量が満杯に近づいていています。完成すると県内で初の管理型施設となり、安定型施設では扱えなかった紙くずや木くず、繊維くずを新たに処理できるようになります。

許可を受けたのは、大阪府和泉(いずみ)市の大栄(だいえい)環境株式会社です。

県によりますと、今回許可されたのは、御坊市塩屋町(しおやちょう)南塩屋に、管理型廃棄物処理施設と、廃棄物を破砕する施設です。

管理型廃棄物処理施設は、埋め立て面積およそ6万5千平方メートル、埋め立て容量がおよそ134万立方メートルで、廃プラスチック類や金属・ガラス・コンクリートくずに加えて、これまで県内で既設の安定型処理施設で処理できなかった紙くずや木くず、繊維くずも処理できます。また破砕施設も同じく南塩屋に設置されます。

2010年11月12日付けで大栄環境株式会社から許可申請を受け、県が安全性や排水処理の配慮、御坊市と印南町(いなみちょう)の住民からの意見聴取など法の基準に照らして審査した結果、問題ないとして、きょう(25日)付けで設置を許可しました。

着工時期はまだ未定ですが、着工後1年半から2年後の完成が見込まれています。

なお、設置に関して、地元の住民グループから県に対しておよそ4800人分の反対署名が出されていることについて、県では「モニタリングの継続や情報公開に努めるなど、今後も真摯に対応したい」と話しています