情報懇談会・濱口梧陵の功績と意義を考えるシンポ(写真付き)

2013年03月27日 16時56分 ニュース, 社会, 防災

和歌山放送の第95回情報懇談会がきょう(27日)午後、和歌山市のホテルアバローム紀の国で開かれ、「津波救国(つなみきゅうこく) 稲むらの火・濱口梧陵伝」をあす(28日)出版する作家の大下英治(おおした・えいじ)さんらが梧陵の功績や現代的意義についてそれぞれの意見を述べました。

パネルディスカッション濱口梧陵伝の現代的意義について熱心な討論が行われた

基調講演で大下さんは、今の広川町出身で、ヤマサ醤油7代目当主の濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)が、安政南海地震の際、稲むらに火を放って津波から村人を救っただけでなく、私財をなげうって堤防を築き災害からの復興を果たしたことや、勝海舟(かつかいしゅう)や陸奥宗光(むつむねみつ)ら幅広い交流を披露して「地元を大切にし世界に目を向けることができた梧陵の生涯は、いま求められるリーダー像だ」と、近代日本の礎づくりに活躍したことを紹介しました。

作家の大下英治さん基調講演を行う作家の大下英治さん

続いて開かれたパネルディスカッションでは大下さんのほか、自民党国土強靱化調査会会長の二階俊博(にかいとしひろ)代議士や和歌山県の仁坂吉伸(にさかよしのぶ)知事、それに広川町の白倉充(しらくらみつる)町長が防災の取り組みなど、それぞれの立場から濱口梧陵伝の現代的意義について話すと、会場を埋めた企業経営者や自治体関係者らが熱心に聞き入っていました。

熱心に聞き入る参加者大下さんの講演に会場を埋めた参加者が聞き入った

基調講演とパネルディスカッションの模様は、それぞれ今月31日と来月7日の午後1時から1時間の特別番組で放送します。また、連続ラジオ小説「津波救国<稲むらの火>濱口梧陵伝」は来月(4月)1日から放送が始まり、毎週月曜日から木曜日の午後4時5分から10分間、放送します。