熊野古道・牛馬童子像の頭部を修復

2013年03月27日 18時10分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会, 経済, 防災

世界遺産、熊野古道のシンボルとして親しまれている石像「牛馬童子(ぎゅうばどうじ)像」について、田辺市教育委員会はきょう(27日)凍結などによって自然破断した頭部を接着剤で胴体とつなぎ止め、修復しました。

修復では、接合部分を目立たないように工夫したほか、額や後頭部に残っていたひびも元に戻し、先月(2月)折れているのが見つかって以来、およそ1か月ぶりに本来の姿に戻りました。

牛馬童子像は高さおよそ60センチで平安中期に花山法皇(かざんほうおう)が牛と馬に乗って熊野古道を訪れた姿を伝えるものとされます。2008年6月に何者かに頭部が切断されたあと複製を取り付けていましたが、染み込んだ水分が凍結して膨張し自然破断した可能性が高いとみられます。

田辺市教育委員会文化振興課では「修復が無事終了し、安堵している」と話しています。