海外初の和歌山県観光大使が誕生へ

2013年03月29日 16時15分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済

和歌山県の観光発信などにつとめる「和歌山県観光大使」に、海外では初めて、香港の旅行会社の社長に委嘱されることが決まりました。

このたびあらたに県・観光大使に委嘱されるのは、香港EGLツアーズの袁文英(えん・ぶんえい)社長です。

県によりますと、和歌山県の外国人宿泊者数は香港が最も多く、2009年に台湾を抜いて以降、第1位となっています。おととし(2011年)は2万8千人あまりで、外国人宿泊者のおよそ35%を占めています。

県では今後の観光誘致で最も重要な市場ととらえ、日本の団体旅行を香港で最も多く取り扱っているEGLツアーズの袁社長を県・観光大使に委嘱し、香港でのメディア出演や講演などで和歌山の観光資源を広く発信したり、香港からのより多くの観光客を呼び込んだりして、県の観光の発展に努めてもらうことになりました。

61歳の袁社長は、東日本大震災後、東北3県に義援金を寄付したり、チャーター機での訪日ツアーを数多く運営するなど、日本の観光への貢献を重ねています。

県・観光大使には、これまで俳優の小西博之(こにし・ひろゆき)さんや、元・阪神タイガースで野球解説者の藤田平(ふじた・たいら)さん、東海和歌山県人会会長の山口春三(やまぐち・しゅんぞう)さんら、県ゆかりの様々な業界の人々に委嘱されていますが、外国人への委嘱は初めてです。

県では、袁(えん)社長の就任を歓迎するため、来月(4月)1日の午後4時25分から、わかやま電鐵貴志川線の貴志駅で委嘱式を開き、伊太祁曽(いだきそ)駅のニタマ駅長も出席するなか、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事から袁社長に委嘱状が交付されます。