医大・県内の新人研修医が合同の心肺蘇生講習会(写真付き)

2013年04月05日 16時59分 ニュース, 政治, 社会

和歌山県は来年度(2014年度)から、新人の研修医が県内すべての公立病院で自由に研修を受けることが出来るようにする「和歌山研修ネットワーク」事業をスタートさせます。それに先立ち、和歌山県立医科大学で、きょう(5日)、県内の新人研修医が一堂に会して、心肺蘇生法を学ぶ講習会が開かれました。このような試みは県内では初めてで、医療機関の垣根を越えた協力体制づくりの第一歩となります。

 

医師から乳児の心肺蘇生法を学ぶ研修医ら(4月5日・高度医療人育成センターにて)

これは、県立医大の研修機関・高度医療人育成センターと、日本循環器学会が開いたものです。

きょうの講習会には、医大のほか、日赤和歌山医療センターや、社会保険紀南病院、橋本市民病院、それに新宮(しんぐう)市立医療センターから、今年度(2013年度)採用された新人研修医あわせて85人が参加して、世界標準となるアメリカ心臓協会に準拠した心肺蘇生法の実習が行われました。

 

参加者は、アメリカ心臓協会のライセンスを持った医大の医師や看護師から指導を受けながら、ダミーの人形に心臓マッサージをしたり、器具を使っての人工呼吸を行ったりしました。

県では、来年度から、採用された研修医が県内全ての公立病院を自由に選んで専門の研修を受けられる「和歌山研修ネットワーク」事業をスタートさせ、医療機関同士の協力体制を強化させます。

今回はこれを見据えて行われたもので、実習を担当した県・地域医療センターの島幸宏(しま・ゆきひろ)副センター長は「県全体で研修医を育てる、全国でも画期的な取り組みです」と話しています。