北山村の民俗誌発行

2013年04月24日 12時06分 ニュース, 社会

北山村の文化や技術、生活様式などを初めて記録した民俗誌がこのほど発行されました。
これは、村の過疎化が進み、失われつつある地域らしさや村に残る有形無形の文化財を守ろうと、紀南地域の自治体や和歌山大学などで作るきのくに活性化センターが2年間の調査を経て制作したものです。
タイトルは、「奧熊野・北山村の民俗誌100の話で語る村の今昔」で、監修・執筆は、和歌山大学経済学部教授で,きのくに活性化センター事務局長の鈴木裕範(すずき・ひろのり)さんが中心になり、挿絵・イラストは、田辺市在住の画家廣本直子(ひろもと・なおこ)さんが手がけました。
内容は、村民からの聞き取りをできるだけ忠実に表現していて、北山村に伝わる「田植え唄」や「筏流し唄」などの民謡や親から子へ語り継がれてきた民話など全14章、298ページで構成されています。
北山村総務課の杉浦有紀(すぎうら・ゆうき)さんは、「村の人たちにもう一度ふるさとへの愛着や誇りを持ってもらい、県内外の人にも北山村の豊かな文化や魅力を知ってもらいたい。」と話していました。
この民俗誌は、北山村の全世帯や村の出身者を中心に配布される他、県内の各市町村の図書館に寄贈されます。
また、価格は無料で、希望者には、送料・手数料込みで約1000円で郵送されます。
問い合わせ先は、北山村総務課電話0735(49)2331です。