太地町で鯨供養祭 感謝の思い込め

2013年04月29日 16時09分 ニュース, 社会, 経済

捕鯨の町・太地町で、きょう(29日)、毎年恒例の「鯨供養祭」が営まれ、漁業関係者らが、鯨の恩恵に感謝しました。

供養祭では、町の漁業協同組合や捕鯨OB会の関係者らおよそ140人が、熊野灘を望む高台の公園に立つ、鯨供養碑の前で焼香しました。町の漁協で参与を務める杉森宮人(すぎもり・みやと)さん62歳は「先人たちが命を張って残してくれた捕鯨を守り、発展させていくことが使命だ」と述べ、商業捕鯨の再開に向け努力する決意をあらためて示しました。

さらに、地元の捕鯨推進団体代表の三原勝利(みはら・かつとし)さん75歳は「太地は捕鯨の聖地だ。慰霊碑の前で、鯨の文化の継承を誓う」と思いを語りました。また、供養祭の冒頭では、地元の子ども15人が、地域に伝わる「いさな太鼓」を披露しました。