名草戸畔を語る講演会、小野田寛郎氏が熱弁(写真付)

2013年05月05日 15時28分 ニュース, 社会, 経済

今からおよそ2千年前に、和歌山市から海南市にかけての地域を治めていたとされる伝承の女性、名草戸畔(なぐさ・とべ)について語る講演会が、きょう(5日)午後、和歌山市内のホテル・アバローム紀の国で開かれ、およそ500人が、熱心に耳を傾けていました。

舞台で熱弁をふるう小野田さん(中央)となかひらさん(左)

舞台で熱弁をふるう小野田さん(中央)となかひらさん(左)



これは、和歌山放送などの主催で、開かれたものです。
講演会では、まず、名草戸畔に関する本を出版している作家のなかひらまいさん43才が、伝承を紹介、解説を行い、自身を名草戸畔の遠い子孫と話す、海南市出身で、戦後29年にわたりフィリピンのルバング島で生活した小野田寛郎(おのだ・ひろお)さん91才が、伝承の数少ない語り部として登場、戦争体験をまじえながら、先祖の話などに、熱弁をふるいました。

名草戸畔は、今からおよそ2千年前に、和歌山市から海南市にかけての地域を治めていたとされ、日本書紀では、神武東征(じんむとうせい)で殺害され、遺体は、頭、胴体、足に分けられ、海南市内の3つの神社に埋められたという伝承が残っています。