高校英語授業の改善研究協議会(写真付き)

2013年05月16日 19時24分 ニュース, 社会

和歌山県内の県立高校の英語教諭を対象にした、英語の授業を改善するための研究会が、きょう(16日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれました。

 

これは、昨年度(2012年度)から始まった県教育委員会の「国際人育成プロジェクト」の一環で、より実践的な高校の英語の授業のありかたを研究しようというものです。今年度(2013年度)最初となるきょうの研修には、県立高校の英語教諭らおよそ60人が参加しました。

この中で「今後の英語教育改善の方向性」と題して、文部科学省・外国語教育推進室の向後秀明(こうご・ひであき)教科調査官が講演しました。
 

向後調査官(5月16日・ホテルアバローム紀の国にて)

向後調査官は「生徒がミュニケーション能力を身につけるために、英語を使って授業を展開する力や、生徒のやる気に結びつくよう、能力を適切に評価する力が求められる」と提言したほか、いわゆる「受験英語」ではない、将来のあらゆる場面で役立つ生きた英語を身につけさせるために「大学入試を言い訳にしたり、偏差値を絶対的な指標としないこと、それに、生徒の能力や将来の希望に合わせた英語の指導力が必要だ」とも述べました。

また、向後調査官は英語だけを使って説明したり、教諭らに英文を音読させたりしながら、授業を英語で行うことを基本とすることの重要性も訴えました。