県立医大「がんペプチドワクチン市民公開講座」25日開催

2013年05月17日 17時43分 ニュース, 社会

新しいがんの治療薬として注目され、世界的に研究と開発が進められている「がんペプチドワクチン」について学ぶ市民公開講座が、今月(5月)25日、和歌山県立医科大学で開かれます。

がんペプチドワクチンは、手術、放射線、抗がん剤のいわゆるがんの「3大治療法」に加わる、第4の新たな治療薬として世界的に注目され、一刻も早く医薬として承認されるよう研究と開発が進められています。

県立医大でも、患者団体の支援を受けて、難治性のすい臓がんと食道がんの患者あわせて80人に対し、第2外科の山上裕機(やまうえ・ひろき)教授が主導して、がんペプチドワクチンの臨床試験を本格的に行う準備を進めています。

県立医大では、市民にがんペプチドワクチンによる治療法や開発状況、今後の展望などを知ってもらおうと市民公開講座を企画したもので、現在、参加者を募集しています。

講座では県立医大・外科学第2講座の勝田将裕(かつだ・まさひろ)助教が、がんペプチドワクチンによる治療について講演します。

続いて、「市民のためのがんペプチドワクチンの会」の會田昭一郎(あいだ・しょういちろう)代表が「患者会の視点から」と題して、さらに県立医大・外科学第2講座の宮沢基樹(みやざわ・もとき)助教が「現在までの開発状況と今後」についてそれぞれ講演します。

また、県立医大にがんペプチドワクチンの治療学講座を設立するための寄付も呼びかけます。

がんペプチドワクチンの市民公開講座は、今月25日の午後3時から5時まで、和歌山市紀三井寺(きみいでら)の県立医科大学・講堂で開かれます。入場は無料です。