北方領土返還県民会議・第33回総会(写真付き)

2013年06月03日 18時10分 ニュース, 政治, 社会

北方領土の返還を求める和歌山県民会議の総会が、きょう(3日)午後、和歌山市の和歌山県自治会館で開かれ、会議に加盟する会員およそ80人が参加しました。

 

これは、和歌山県内のすべての市町村をはじめ、県内の事業者や女性団体、青年団体など125団体が加盟する「北方領土返還要求運動和歌山県民会議」が主催したもので、今回で33回目です。

 

山下直也議長(6月3日・和歌山県自治会館にて)

冒頭、会長で和歌山県議会の山下直也(やました・なおや)議長が、「北方四島返還へ思いを一つにすることは、国家レベルの交渉で重要な基礎となる。領土問題の平和的解決に向け、若い世代への継承や全国的活動への協力に全勢力を注ぐ」と述べ、決意を新たにしました。

 

三上洋一さん(6月3日・和歌山県自治会館にて)

続いて、択捉島(えとろふとう)出身の農学博士で、2008年に自由訪問団長を務めた三上洋一(みかみ・よういち)さんが「北方領土の早期返還を求めて」というテーマで講演しました。

この中で三上さんは、択捉島・留別村(るべつむら)での戦前の生活や戦後にかけての様子を説明したほか、終戦直後の昭和20年(1945年)から2年間にわたって旧・ソ連の人と生活を共にした経験などを振り返りながら、参加者にあらためて北方領土問題の早期解決の必要性や、将来を担う若い世代への語り継ぎの重要性を訴えました。

総会では、最後に、領土問題の平和的解決のために国内世論を結集することなどをうたった決意案を採択し、閉会しました。