故・島和代さん 島精機・和島興産合同社葬(写真付き)

2013年06月05日 18時57分 ニュース, 社会

先月6日に75歳で亡くなった和島興産の前社長、故・島和代さんの社葬がきょう(6/5)午後、和歌山市の和歌山ビッグホエールで営まれ、およそ3千人が最後の別れを惜しみました。

合同社葬の会場となった和歌山ビッグホエール

合同社葬の会場となった和歌山ビッグホエール

島和代さんの社葬は、島精機製作所と和島興産が合同で執り行ったもので、きょう午後1時から和歌山市手平の和歌山ビッグホエールで営まれた社葬には、和歌山県の仁坂吉伸知事をはじめ、県内の政財界などからおよそ3千人が参列しました。
会場には読経が響き渡る

会場には読経が響き渡る

社葬では、仁坂知事が弔辞を述べ、「あなたは、妻として、母として、経営者として幅広い人望を集める類い希な人格者でした。あなたの長年にわたる県産業への貢献や、県行政への協力など、すべての御功労に対し、県民を代表してあらためて感謝申し上げます。これからも天上から和歌山県の発展を見守ってください」と遺影に語りかけました。

弔辞を述べる仁坂知事

弔辞を述べる仁坂知事

また、葬儀委員長の片山博臣(かたやま・ひろおみ)紀陽銀行頭取が挨拶し、「入院の知らせを聞いて病院に駆けつけた際には、退院後の抱負をお聞きしていたので、突然の訃報に胸の詰まる思いがしました。和歌山商工会議所の女性会会長を務めるなど女性経営者のリーダー的存在であり、女性にとっての頼れるアドバイザーだった故人の功績をしのびつつ、地域の発展のため尽力していきます」と亡き和代さんに誓いを立てるように話しました。

この後、会場では、和歌山放送で6年間、300回以上にわたり放送してきたトーク番組「ホエール和代のわんだふるわ~るど」の一部を聞きながら番組内で島和代さんのパートナーを務めていた小林睦郎さんが、さまざまな思い出を披露し、在りし日の和代さんをしのびました。

在りし日の和代さんの思い出を語る小林睦郎さん

在りし日の和代さんの思い出を語る小林睦郎さん

そして、島和代さんが応援していたヴォーカルグループ「ル・ベルベッツ」が和代さんに贈る曲を披露した後、和島興産の山田哲也(やまだ・てつや)新社長が紹介されました。

そして、和代さんの夫で島精機製作所の島正博(しま・まさひろ)社長が喪主として参列者に挨拶しました。

この中で、島社長は、「会社の創業当時から、妻は家事をこなしながら長女を連れて会社まで出向き社員の給食を作るなど、家族と会社を支える一方、25年前に和島興産社長となり、厳しい道であることを知りながら中心市街地の活性化にも取り組んでいました。そばからいなくなって1ヶ月経ちましたが、いまだに実感がわいてこない日が続いています。ひょっこり物陰から現れて、『今度の機械はどんなやつ?世界初か?』とお尻をたたきに来るのではないかと思うことがあります。残された私たちは、故人が実践したように気持ちを明るく持って限りなき挑戦を続けていきます」と誓っていました。

喪主として挨拶する島正博社長

喪主として挨拶する島正博社長

最後に、参列者が1人1人献花して島和代さんとの別れを惜しみました。