再建「中門」が上棟式、高野山金剛峯寺

2013年06月16日 12時16分 ニュース, 社会, 経済

高野町の高野山で、きのう(15日)、再建中の「中門(ちゅうもん)」の上棟式(じょうとうしき)が行われました。

中門は、高野山真言宗(しんごんしゅう)・総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)が、2年後(2015年)の高野山開創(かいそう)1200年記念事業のひとつとして、壇上伽藍(だんじょうがらん)中央にある金堂(こんどう)の南側、伽藍への入口に、再建しているもので、上棟式には、金剛峯寺の僧侶や工事関係者などおよそ60人が参加、庄野光昭(しょうの・こうしょう)宗務総長(しゅうむそうちょう)が願文(がんもん)を読み上げ、工事の安全を祈りました。

完成すれば幅25メートル、奥行き15メートル、高さ16メートルの赤い丹塗(にぬり)りの楼門(ろうもん)となります。中門は、高野山のヒノキ「高野霊木(こうやれいぼく)」などを使い、すでに基本構造が組み上がっていて、およそ500平方メートルの屋根に、およそ27万枚の檜皮(ひわだ)を葺(ふ)く作業を経て、来年(2014年)末の完成を目指しています。

また、再建工事現場では、アクリルボード越しに、宮大工(みやだいく)の作業が見学できるようになっていて、建築部材の加工の様子を見ることができる金剛峯寺前の作業館(さぎょうかん)とともに参詣者の人気スポットとなっています。

中門は、819年に建立(こんりゅう)され、消失や再建などを繰り返し、7代目が1843年に消失したあとは再建されていません。