熱中症の労災が5年間で14人

2013年06月21日 18時09分 ニュース, 社会, 経済, 防災

和歌山県内で、熱中症にかかって4日以上仕事を休み労働災害と認定された人は、去年(2012年)までの5年間で14人にのぼっていることが、和歌山労働局のまとめでわかりました。これまでに死亡したケースは無かったということですが、労働局では、県内の事業者に対して、7月から8月にかけて熱中症が集中するため、屋外、屋内の作業を問わず、予防対策を十分行うよう呼びかけています。

和歌山労働局は、2008年から去年までの5年間に、熱中症にかかって4日以上仕事を休んで労働災害と認定された人の件数を調べたところ、男性11人、女性3人のあわせて14人でした。この間、死亡したケースはありませんでした。

熱中症の労働災害は年間2人から4人発生していて、建設業が半数を占めているほか、製造業や運送業、警備業、小売業でもそれぞれ発生しています。

発生する時期はすべて真夏の7月から9月にかけてで、特に7月と8月に集中していて、気温が上昇する正午以降、夕方4時ごろにかけて多くなる傾向にあります。

また、工事現場や荷物の積み込みなど屋外の作業だけでなく、塗装作業や製品の箱詰め、厨房での食器洗いなど、屋内の作業でも発生しています。

和歌山労働局では「高温多湿な環境では体内の水分や塩分のバランスが崩れやすく、これから熱中症が起きやすくなる季節になる」として、事業者や従業員に水分と塩分のこまめな補給や、通気性の良い服を着ることなどを徹底し、十分な熱中症予防対策をとるよう呼びかけています。