7月1日から夏の節電期間へ、数値目標はなし

2013年06月30日 20時11分 経済, 防災

夏の節電期間が、あす、7月1日から始まります。期間は、冷房の使用が多い9月までの3か月間です。

東日本大震災後、3度目の夏となる今年は、企業や家庭での節電への取り組みが進み、電力の供給についても、一定の余力が確保できそうなことから、政府は、初めて、数値目標の設定を見送り、自主的な節電を求めています。

和歌山県などへ電力を供給する関西電力では、福井県の大飯(おおい)原発3号機と4号機が9月まで運転できることになり、今年の夏は2932万キロワットの電力供給量を確保しました。7月中旬までには火力発電所をフル稼働させる体制を整え、夏本番に備えることにしています。

最大需要は、猛暑だった2010年夏に比べ、268万キロワットの節電ができると想定、2845万キロワットと予測していますが、供給予備率3%ギリギリとなっています。これにより、計画停電の準備や節電目標を設ける事態は回避されましたが、綱渡りの需給は続いていて、予想を上回る猛暑や火力発電所のトラブルが、電力の安定供給を揺るがす不安があります。