参院選立候補予定者公開討論会

2013年07月03日 10時39分 ニュース, 政治

あす(4日)公示される参議院選挙に和歌山県選挙区からの立候補予定者による公開討論会が、きのう(2日)、和歌山県民文化会館・小ホールで開かれ、およそ190人の聴衆が参加しました。

これは、JC近畿地区和歌山ブロック協議会が立候補予定者に本音で政策を語ってもらうことで、国民が主体的に政治に参加するきっかけにしようと開いたもので、2010年の参議院選挙と県知事選挙に続いて3回目です。

討論会には五十音順に、幸福実現党の新人・久保美也子(くぼ・みやこ)氏52歳と、共産党の新人・原矢寸久(はら・やすひさ)氏61歳の2人が出席し、コーディネーターをつとめた和歌山大学経済学部の足立基浩(あだち・もとひろ)教授が、社会保障やエネルギー問題、憲法改正や経済対策などを質問しました。

このうち、経済政策について、久保氏は「天敵は消費増税だ。航空・宇宙といった新しい産業の創出と、リニア新幹線や高速道路の整備を進めて交通革命を起こすなど、思い切った公共投資が必要」と主張しました。

原氏は「大型公共投資は国の借金を増やすのみ。成長戦略と称した原発再稼働は無責任だ。1997年の消費税引き上げでモノが売れない悪循環に陥った。一番の景気対策は労働者の賃上げによる所得向上だ」と述べました。

また原発再稼働問題について、久保氏は「原発は安全性を高めた上で再稼働させるべきだ。原発停止による電気料金値上げは、企業や家庭にとって死活問題だ」と述べ、原氏は「政府は福島の原発事故の収束を宣言したが、チェルノブイリの比ではない。直ちに原発を止めて自然エネルギーに切り替える政治決断をすべきだ」と述べました。

参議院選挙はあす(4日)公示、今月21日投票が行われ、即日開票されます。

和歌山県選挙区には、これまでに、討論会に参加した久保氏と原氏のほか、自民党の現職・世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏50歳が立候補を表明しています。