全国知事会議・愛媛で開催

2013年07月09日 19時21分 ニュース, 政治

全国知事会議が、きょう(9日)愛媛県松山市で開かれ、道州制導入に向けた基本法案に対して、賛成か反対かをはっきりと示さない形の意見書を正式決定して閉幕しました。

案の段階では、この法案に「賛同できない」という文言が含まれていましたが、最終的な意見書では、これを削除していて、賛成か反対かの判断を先送りした形です。

道州制導入に向けた基本法案を巡っては、参議院選挙のあとに議論が本格化する見通しです。

一方、きょうの知事会議では道州制への賛否両論が噴出し、自治体トップの足並みの乱れが明らかになりました。

この中で和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「国をバラバラにしてしまう道州制には反対だ。国の統一的な規制が必要でない、道路行政などの分野は地域に任せるべきだ」と述べました。

また、税財政に関して仁坂知事は「道州間や道州内で財政収入の格差があってはならない。例えば関西州のなかで和歌山が割を食う事態になってはいけない」と述べました。

知事会の副会長で埼玉県の上田清司(うえだ・きよし)知事は「問題点を列挙するかたちとなった。自民党の道州制推進基本法案が提出された時点で知事会として是非の判断をしなくてはならない」と述べました。

今回の意見書では、道州制の導入が地方分権の推進につながることをはっきりさせる国の出先機関を廃止することに加え、中央省庁の解体や再編を法案に盛り込むよう要請しました。