高校生がみその商店街でライヴを開催(写真付き)

2013年07月15日 16時54分 ニュース, 社会

県立耐久(たいきゅう)高校に通う湯浅町(ゆあさちょう)の男子高校生が、JR和歌山駅前のみその商店街にあるスポーツバーで、きょう(15日)午後、高校生ミュージシャンやボーカリストが参加する無料のライヴイベントを開催し、およそ100人の観客で賑わいました。

プロ顔負けのウインドシンセを奏でるYFBの面々(7月15日・和歌山市みその商店街にて)

プロ顔負けのウインドシンセを奏でるYFBの面々(7月15日・和歌山市みその商店街にて)

主催したのは、耐久高校定時制に通いながら、地域活性化のイベントを企画する合同会社和(なごみ)の代表も務める小幡和輝(おばた・かずき)さん18歳です。

小幡さんは、小・中学校のころ不登校を経験し、のちに耐久高校の定時制に入学しました。

高校生社長・小幡和輝さん(7月15日・和歌山市みその商店街にて)

高校生社長・小幡和輝さん(7月15日・和歌山市みその商店街にて)

学校外の知人との出会いに刺激を受けた小幡さんは、人生に物足りなさや悩みを感じている人々に一歩踏み出る勇気をもたらし、地元・和歌山県の活性化に繋げようと、合同会社和を自ら設立し、高校生社長として、県内の高校生仲間や、県外のイベント主催者などと連携して、高校生主体のイベントを展開しています。

ガールズユニットも登場(7月15日・和歌山市みその商店街にて)

ガールズユニットも登場(7月15日・和歌山市みその商店街にて)

きょう(15日)午後1時から、JR和歌山駅前のみその商店街にあるスポーツバー「レンジャーズ」で開かれたイベントには、県内の高校生によるアコースティックやフュージョンなどのバンド演奏のほか、テレビのオーディション番組でデビューした福岡県のプロの高校生ボーカリスト・福田寛季(ふくだ・ひろき)さんの歌声が披露され、高校生や保護者を中心としたおよそ100人の観客がすし詰めとなる中、手拍子をしながら演奏を楽しみました。

きょうのイベント概要を示す張り紙

きょうのイベント概要を示す張り紙

小幡さんは、自ら用意した資金を元手にレンジャーズを拠点に高校生中心のイベントを開き、提供する飲食物の開発も企画していて、自治体などの補助は一切受けず、自ら社長を務める合同会社和の手で運営しています。

レンジャーズをはじめ、みその商店街の商店主らも、地域活性化に本腰を入れようと汗を流す小幡さんの熱意を支持し始めています。

手描きの店頭パネル

手描きの店頭パネル

小幡さんは「出演者を高校生に統一したほか、県立高校と企業が手がける『なごみあきない』の商品を店内で販売するなど、高校生らしさをアピールしました。今後も出演者や店舗との日程調整をしながら、次のイベント開催を模索しています」と目を輝かせています。