高野山真言宗 14億円以上の集計漏れが判明

2013年09月14日 12時53分 ニュース, 社会

資産運用の損失問題がきっかけで、今年7月に執行部にあたる内局が交代した高野山真言宗で、きのう(13日)内局交代後初めての宗会が終わりました。この中で、4月に出された資産運用に関する外部監査報告書におよそ14億5000万円の集計漏れがあったことが明らかになりました。

高野山真言宗の資産運用の損失問題をめぐっては、議会にあたる「宗会」で今年2月に不信任を受けた前の宗務総長・庄野光昭(しょうの・こうしょう)氏が宗会を解散したのち責任を取って辞任しました。そして7月に添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)氏が新しい宗務総長に就任し、損失問題に関する第三者委員会を立ち上げて、調査が続けられています。

高野山真言宗の資産運用の損失問題をめぐっては、議会にあたる「宗会」で今年2月に不信任を受けた前の宗務総長・庄野光昭(しょうの・こうしょう)氏が宗会を解散したのち責任を取って辞任しました。そして7月に添田隆昭(そえだ・りゅうしょう)氏が新しい宗務総長に就任し、損失問題に関する第三者委員会を立ち上げて、調査が続けられています。

今回の宗会では、委員会の中間報告が提出され、それによりますと、2002年度から2012年度までの資産売却などによる収入と、外国債などの購入による支出の差額におよそ14億5000万円の集計漏れがあったということです。

今年4月に前の内局が提出した外部監査報告書には、支出がおよそ3億5000万円多かったとしていましたが、監査を行った東京の会計事務所が1か月後に支出がおよそ18億円多かったと訂正しました。しかし報告書は修正されず、今年7月下旬の第三者委員会の調査で差額14億5000万円の集計漏れが発覚したものです。

委員会メンバーの公認会計士・釘宮正徳(くぎみや・まさのり)氏は「外部監査は、全体の運用収益に影響はないとしていたが、そう言い切れるのか」と指摘し、今後も調査を進めるとしています。また添田宗務総長は「外部監査を行った会計事務所は、およそ4000万円の報酬を得ながら、ずさんな報告しかしていない」と非難し、今後の宗会で情報公開を徹底する方針を示しました。