田辺市出身監督の映画「朝日のあたる家」あすから公開

2013年09月20日 15時38分 ニュース, 社会

田辺市出身の映画監督・太田隆文(おおた・たかふみ)さんが手がけた原発事故が題材の最新作「朝日のあたる家」が、あす(9/21)から大阪・十三(じゅうそう)の「シアターセブン」で公開されます。

この映画は、東日本大震災による福島第一原発事故を題材に、住み慣れた土地を離れることを余儀なくされたイチゴ農家を通して、事故がもたらす家族や地域の絆の変化を淡々と描いています。

映画には、並樹史朗(なみき・しろう)さん、斉藤とも子さん、平沢いずみさん、山本太郎さんらが出演しています。

また、一般からオーディションで選ばれた市民俳優として、原発建設の賛否を巡り地域が二分した過去を知る、旧・日置川町(現・白浜町)出身の会社員・上杉嗣郎(うえすぎ・しろう)さんも被災者役で出演しています。

ロケ地の静岡県湖西市(こさいし)で、ことし(2013年)6月末に行われた上映では、およそ3千人を動員したものの、原発を題材にした映画とあって、大手映画館では上映を拒否され続けましたが、夏頃から少しずつ小規模な施設を中心に公開する映画館もあらわれ、東京・渋谷や名古屋、大阪のほか、東北・北陸・四国・九州でもこの秋公開されることになりました。

太田監督は「原発事故を題材にしているが、原発の賛否を問う内容ではない。しかし、物語はすべて福島で起こった事実を取材して描いた。事故が登場人物や社会にどんな影響を与えるか、人の幸せとは何なのかを訴える内容です」と思い入れを語っています。

映画「朝日のあたる家」は、あすから、大阪・十三の「シアターセブン」で公開されます。