51時間先まで雨量予測 和県内自治体で避難判断に活用

2013年09月24日 19時07分 ニュース, 社会, 防災

おととし9月に紀伊半島を襲った豪雨災害を教訓に、和歌山県は、日本気象協会が予測する最大51時間先までの降水量をインターネットで閲覧できる新しいシステムを地方自治体として初めて導入し、あす(9/25)から運用を始めます。

新システムの導入は、県内の各市町村の担当者が避難情報の発令をより早く判断できるようにするのが狙いです。

和歌山県が現在、利用している気象庁の降水量予報は、最大6時間先までですが、新システムでは、県内を1キロ四方に区切り、3時間先までの時間雨量を出す短期予測と、5キロ四方で51時間先までを出す長期予測の2つを表示します。

土砂災害が起きる危険の指標となる累積降水量予想をグラフで示す機能もあります。

気象協会はこれまで、運輸会社などにネットで検索できる予測を提供してきましたが、和歌山県の委託を受け、避難情報の発令を判断する担当者が見やすいよう、市町村ごとに独立して表示できるよう改良しました。

和歌山県は、市町村向けに新システムで12時間前に避難勧告を判断できるケースも示していて、避難しにくい夜間に被害が予想される場合は、早めに避難を呼びかけることも可能になるということです。