仁坂知事・「女性セブン」放射性物質食品誤報を強く非難

2013年10月22日 19時07分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

小学館の雑誌「女性セブン」に、和歌山県産のトマトと桃から放射性物質が検出されたという、事実とは異なる記事が掲載されたことについて、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、けさ(22日)の定例記者会見で「和歌山県では残留農薬とともに 放射性物質の検査もくまなく行っていて、これまでに基準を超える放射性物質の検出は無い。非常に不愉快」と強く非難しました。

問題の記事は、今月(10月)10日に発売された小学館の雑誌「女性セブン」の「放射性物質が検出された食品最新リスト」とする表の一部で、厚生労働省の発表資料では「検出せず」とされていましたが、編集部は資料にあった検出される下限の数値を、実際に測定された数値と取り違えて記載したもので、この中には和歌山県産のトマトと桃も含まれ、放射性物質が含まれていたと受け取れる、事実と異なる表現がなされていました。

誤りは和歌山を含め、13の府と県の食品に及んでいます。

仁坂知事は、今月18日ごろ小学館側から県に電話で連絡が有ったほか、あす(23日)の午後、女性セブンの編集長が県庁へ謝罪に訪れることを明らかにしました。

そして「食の安全に対する関心は高いので、企画自体は間違っているとは言わないが、誤った情報を出して不安をあおるとは、ジャーナリズムの風上にも置けない」と強く非難し、 謝罪と訂正記事を求める考えを示しました。

一方、小学館は、産地の13府県に謝罪し、経緯を説明した上で、24日発売の「女性セブン」に訂正と謝罪記事を掲載することを明らかにしています。