障害者作業所で避難訓練 500mを20分で避難(写真付)

2013年10月30日 20時20分 ニュース, 社会, 防災

和歌山市の障害者作業所「フラット」できょう(30日)午前、避難訓練が行われ、利用者や職員らおよそ15人が参加しました。

避難する作業所の人たち

避難する作業所の人たち

近い将来起こるとされる南海トラフ大地震などの大規模災害に備え、作業所の近くに住む人たちにも参加を初めて呼びかけて行われたもので、参加者は、和歌山市中之島にある作業所からおよそ500メートル先にある公園まで避難しましたが、途中、大きな交差点や車いすでは渡りづらい段差などがあり、危険を感じながらおよそ20分かけての訓練となりました。

目的地の中之島公園近くでの模様

目的地の中之島公園近くでの模様

訓練に参加した障害者作業所「フラット」の施設長山本功(やまもと・いさお)さんは「震災が起きた場合、信号が切れるので、気を付けて横断しなければいけない。しかし、歩道の段差など舗装状況に不安があり、整備の必要性を感じる。障害者は身体や精神的に不自由で判断がしづらい面があり、その為に、目に見える避難経路図の設置などがあれば避難はしやすくなる。」と話し、環境整備の必要性を訴えていました。

また、施設がある銭座自治会の福田米吉(ふくだ・よねきち)会長は「災害はいつ来るかわからないので、自分の子供には地域のことも気に掛けるよう話している。災害時は自分たちだけでなく、施設のことも考えなければならない。」と話していました。