津波防災の日・知事「さらなる充実強化を」

2013年11月05日 18時16分 ニュース, 政治, 社会, 防災

「津波防災の日」のきょう(11/5)、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、定例記者会見で「濱口梧陵(はまぐち・ごりょう)の『稲むらの火』の故事にちなんだ日だ。郷土の大先輩に負けない防災対策を練り、更なる充実強化を図らねばならない」と述べました。

津波防災の日は、おととし(2011年)3月の東日本大震災を受け、この年の6月に政府が制定した記念日で、安政(あんせい)の南海地震が起きたとされる、安政元年(1854年)11月5日、広川町(ひろがわちょう)の偉人・濱口梧陵が稲むらに火を点けて村人たちに津波を知らせて命を救った故事にちなんでいます。

仁坂知事は梧陵の功績を改めてたたえた上で「きのう(4日)県が開いた津波防災講演会で群馬大学の片田敏孝(かただ・としたか)教授が提言した「自分できちんと逃げる方法」を県民一人一人が実践できるようにしなければならない」と述べました。

そして、今後の防災対策について仁坂知事は「制度的なものは沢山準備しているが、来年(2014年)は市長村営施設の耐震や高台移転の検討を一気に進める年になるだろう。津波避難困難地域の構造の改造も大きな宿題だ。更なる充実と強化を図らねばならない」という意向を示しました。

また県民に対しては「避難の意識向上と併せて、住宅の耐震補強についても主体的に行動して欲しい」と訴えました。