田辺で津波防災シンポジウム 群大片田教授も参加(写真付)

2013年11月05日 18時25分 ニュース, 社会, 防災

田辺市内の保育園や小中学校の児童・生徒らが防災への取り組みを発表するシンポジウムがきょう(5日)午後、”釜石の奇跡”を産んだ群馬大学の片田敏孝(かただ・としたか)教授も参加して田辺市で開かれ、それぞれの取り組みが紹介されました。

シンポジウムで生徒が発表する様子

シンポジウムで生徒が発表する様子

このシンポジウムは、田辺市内の小中学校や地域の防災への取り組みを発表しようと、田辺市が主催して開かれたもので、市民らおよそ1000人が参加しました。

きょう午後1時半から行われたシンポジウムでは、田辺市立高雄中学校の3年生の生徒達が、岩手県釜石市の旅館、宝来館を訪れて、津波に一度は襲われながら助かった宝来館の女将さんの話を紹介したほか、田辺市立新庄中学校の3年生は、新庄地区の地震の歴史を紹介したり、ダンスや英語を使って防災に取り組んでいることなどを紹介しました。

片田教授はこれらの取り組みについて講評し、「子供たちの取り組みに独自性を感じることが出来て嬉しく思う。津波はいつか来るのだから備えないといけないが、田辺の取り組みを聞いていると犠牲者を出さずに済んだと言える日が来るかもしれない」と話していました。

講評する片田教授

講評する片田教授

そのあと、釜石高校3年の菊池(きくち)のどかさんが基調講演を行い、「後悔をしないよう津波に向けて準備して欲しい。迷わず生きる選択をしてほしい」と会場の人たちに呼びかけました。

基調講演を行う菊池さん

基調講演を行う菊池さん