全国棚田サミットが有田川町で開幕(写真付き)

2013年11月08日 18時56分 ニュース, 社会, 経済

全国の棚田を有する市町村が一堂に介し、交流を図る「第19回全国棚田サミット」がきょう(8日)から、有田川町で開幕し、全国各地から800人余りが参加しました。

全国各地から集まった参加者

全国各地から集まった参加者

全国棚田サミットは、棚田を持つ全国の市町村の関係者や農業関係者が講演会や分科会などを通じ、交流を図ると共に、棚田を生かした地域振興策や人材育成について話し合うもので、平成7年に高知県で開催されて以降、毎年全国各地で開かれていて、和歌山県で開催されるのは初めてです。

中には地元の法被などを着て参加者も

中には地元の法被などを着て参加者も

きょう午後1時から有田川町下津野の吉備中学校で開幕した全国棚田サミットには全国40都道府県から800人余りが参加しました。

冒頭のオープニングセレモニーで有田川町の中山正隆(なかやま・まさたか)町長が「今、棚田を取り巻く地域の状況は非常に厳しいものがある。少子高齢化の中、棚田をどのように守っていくのか課題になっている。今回のサミットで棚田の保全に対し、意識が高まることを祈っている。」と挨拶し、また、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事も「今回の参加者は、それぞれの胸の中に自分の町の棚田とどのように共存しようかと考えていると思う。その想いを今回の交流の場を通じて参加者と交換し、新たな想い、もしくは想いを強くして地元に帰っていただきたい」と話しました。

その後の基調講演で写真家の青柳健二(あおやぎ・けんじ)さんが、国内や海外の棚田の写真をスライドで紹介し、和歌山大学観光学部の学生や県立有田中央高校の生徒が、自分たちが有田川町の棚田で取り組んでいる地元振興策を紹介しました。

全国棚田サミットは、あらぎ島の見学や分科会などを行い、あす午後に閉幕する予定です。