和歌山県・メタンハイドレート調査をすさみ沖で実施へ

2013年11月19日 18時14分 ニュース, 政治, 社会, 経済

和歌山県は、今月(11月)下旬、紀伊半島沖の海底に存在するとされる、石油に変わる新しい燃料資源「メタンハイドレート」の本格調査を、すさみ町沖で行うことになりました。

メタンハイドレートは、メタンなどの天然ガスが 水と結合してできた固体の結晶で、ガスを固体の状態で大量に蓄えられることから、石油に代わる燃料資源として注目されています。

日本では、日本海やオホーツク海の比較的浅いところに「表層型メタンハイドレート」の存在が確認されていますが、紀伊半島沖でも存在する可能性があるとして県が調査に乗り出し、ことし(2013年)1月、枯木灘(かれきなだ)沖およそ10キロから15キロの海底で 予備調査を行いました。

しかし調査船の魚群探知機が古く十分な調査が出来なかったため、今回、魚群探知機を更新し、あらためて表層型メタンハイドレートの調査を 行うことになりました。

調査は今月25日から27日の間に、串本漁港からすさみ町沖へ県の漁業調査船「きのくに」を出航させ、前回の予備調査と同じく、株式会社独立総合研究所の青山千春(あおやま・ちはる)博士が、新しい魚群探知機を使って、海中から湧き出るメタンの泡の存在を調査します。

和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「日本経済を救う可能性を持った存在になると思う。和歌山でエネルギー採掘が可能で有る限り、県も一歩踏み出そうと思う」と意気込みを示しました。