和歌山市長「来年度当初予算は義務的経費中心」(写真付き)

2013年11月22日 19時35分 ニュース, 政治, 社会

来年(2014年)7月の市長選挙に出馬しない方針を示している和歌山市の大橋建一(おおはし・けんいち)市長は、きょう(22日)の定例記者会見で、来年度(2014年度)予算の編成方針について「政策的判断が必要な新規事業などの予算は計上せず、人件費など義務的経費を中心に編成する」と述べました。

新年度予算編成方針を述べる大橋市長(11月22日・和歌山市役所にて)

新年度予算編成方針を述べる大橋市長(11月22日・和歌山市役所にて)

大橋市長は先月(10月)7日、課長級以上の職員に、今年度の当初予算とほぼ同じ1470億円程度となる来年度予算の編成方針を伝えていましたが、今月(11月)16日に開かれた後援会の集会で、来年7月の市長選挙不出馬の意向を示したことから、予算編成の方針を変更したものです。

大橋市長は、再来年度(2015年度)以降に着手するような新規事業については、準備作業を除いて、原則的に来年度予算編成には盛り込まず、人件費など義務的経費を中心に編成する意向を示し、これまでの方針を変更しました。

具体的には、新和歌浦の「ほうらい荘」や、児童女性会館の跡地利用、伏虎(ふっこ)中学校の再配置の3つの事業が政策的判断が必要として、来年度予算への計上を見送る方針です。

しかし、継続事業や、国の補助金が関わる事業、空白により市民生活や経済に悪影響を及ぼす事業、国体準備事業など、必要なものに関しては予算を計上する考えを示しました。

ただ、様々な事業に遅れが出るなど影響は避けられない見通しとなることについて、大橋市長は「残念だが、全く形が固まっていない状態で当初予算に盛り込むのは難しい。次の市長に引き継ぎ、9月補正予算に盛り込めるよう下ごしらえをしておきたい」と釈明しました。