俳優・柳浩太郎さんが高次脳機能障害を語る (写真付き)

2013年11月23日 18時49分 ニュース, 社会

事故や病気で脳が傷つくことで起きる「高次脳機能障害」の症状への理解を深める講習会が、和歌山市の県勤労福祉会館「プラザホープ」で開かれ、俳優の柳浩太郎(やなぎ・こうたろう)さんらが講演しました。

「高次脳機能障害」の症状への理解を深める講習会

「高次脳機能障害」の症状への理解を深める講習会

 

柳さんは、2003年に17歳で俳優デビューしましたが、その年の12月に交通事故にあい、記憶障害などの高次脳機能障害となりました。懸命のリハビリの末、1年後に復帰を果たしましたが、現在も真っ直ぐにしか歩けず、人をよけられない、怒りの感情を抑えきれないなどの症状と闘っています。

柳さんは、講演で「高次脳機能障害は、目に見えない障害で、一概に決まった症状があるわけではない」と話し、事故にあう前の舞台での映像などを交えて、自身の葛藤と体験を語りました。会場には、高次脳機能障害の家族をもつ人や介護・医療の関係者ら200人以上が訪れ、柳さんの言葉にうなずきながら聞き入っていました。

このほか講習会では、脳神経外科が専門の和歌山県立医科大学・板倉徹(いたくら・とおる)学長が、脳の働きや高次脳機能障害が起きる原因などを詳しく説明しました。