オスプレイ防災訓練誘致について知事「自衛隊がアレンジ(調整)するのでは」

2013年12月11日 15時46分 ニュース, 政治, 社会, 経済, 防災

在日アメリカ軍の新型輸送機「オスプレイ」が参加する防災訓練を旧・南紀白浜空港の跡地に誘致することについて、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「国の仕組み上、アメリカ軍に直接要請することは無いが、自衛隊がアレンジするのではないか」と述べました。

これは、きょう(11日)開かれた12月定例県議会の一般質問で、自民党県議団の大沢広太郎(おおさわ・ひろたろう)議員の質問に仁坂知事が答えたものです。

この中で大沢議員は、旧・南紀白浜空港の跡地利用に関連して、紀伊半島で大災害が発生した場合、自衛隊や消防だけでは対応できない事態が想定されるとして、アメリカ軍の輸送機・オスプレイも参加した防災訓練を空港跡地に誘致するよう提言しました。

これに対して仁坂知事は「自衛隊とアメリカ軍との軍事訓練は、政府がアメリカと調整して行うもので、県が関わるものではない」と答えました。

一方、県が行う防災訓練の場合について仁坂知事は「一人でも多くの県民の命を守るため、あらゆる機関を総動員しての支援が必要で、自衛隊などに参加を要請している。国の仕組み上、県からアメリカ軍に直接要請することは無いが、自衛隊がアレンジすることになるのではないか」と答えました。

仁坂知事は、ことし(2013年)3月、オスプレイの低空飛行訓練ルートが、急きょ和歌山県上空を含むコースに変更されたことについて、県への打診が無いことに不快感を示していました。

このほか、きょうの一般質問では、共産党県議団の奥村規子(おくむら・のりこ)議員が、高齢者福祉施策の充実やブラック企業などについて、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員が県のこれまでのエネルギー政策の評価などについて、それに自民党県議団の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員は、御坊市(ごぼうし)中心部を流れる西川(にしがわ)の河口水門設置などについて、それぞれ県の考えをただしました。

和歌山放送では、きょうの一般質問の模様を、今夜10時から録音ダイジェストでお伝えします。